【ロゴデザイン】ヴィヴィアン・ウエストウッド、王家が認めたパンクの女王

2018年12月18日、一人の女性を主としたドキュメンタリー映画が公開された。名前は”ヴィヴィアン・ウエストウッド”
創立から40年以上経った今でも、世界中から愛されているファッションブランドの“ヴィヴィアン・ウエストウッド”を世に生み出したファッションデザイナーだ。
81歳になった今でも、精力的に活動している。

美術教師を目指して大学を卒業した彼女は21歳の時、最初の夫・デレクとの間に男の子をもうけるが3年後に離婚。
2番目の夫・マルコムと共に“SEX”というブティックをオープンするが、そこに出入りしていた不良少年達で構成されたバンドに目をつけるのだが…
すぐさま、彼らは“セックス・ピストルズ”として世界的なバンドへと変貌を遂げたのだ。

ピストルズが彼女のデザインした服を着用し演奏することで、ヴィヴィアンの名前は一気に知れ渡った。
夫のマルコムはピストルズのマネージャーとなり、バンドにSMの要素を入れた彼女は“パンクの女王”として崇められる。
2006年には遂にイギリス王家に認められ大英帝国勲章を授かり、デイムという敬称を許されることに。

しかし、すべてが順調だったわけではないマルコムとは後に離婚、経営難になった時マルコムの妨害により一文無しに。
ミシンから再スタートとなったが、その後デザイナー・オブ・ザ・イヤーを受賞した、最後にその時彼女が残した言葉を記す。
「大事なのは人目を引くこと、すぐに行動すること。そして物事と関わりあうこと」