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【ロゴデザイン】シュプリーム、大手の広告を勝手にハック

2022.06.08

合同会社 HUB

1994年、伝説のショップ“UNION”を経営していた“ジェームス・ジョビア”はストリートをコンセプトに、新ブランドの“Supreme(シュプリーム)”を設立。
今でこそ日本で大人気のシュプリームだが日本にきた当時は、コカ・コーラロゴのパクリと言われたり、読み方も「スーパーミー、サープリーム、シュープリーム」と色々な呼び方をされるほどのマイナーブランドだった。

シュプリームといえば、真っ赤な四角の中に文字が入っているシンプルなロゴなのだが、あれは”バーバラ・クルーガー”という作家の代名詞的な表現である、“モノクロ×赤”をオマージュしている。

創業者のジョビアにこんな話がある。まだシュプリームが”マイナー“だった時ジョビアは知名度アップの為、大手ブランドである”カルバン・クライン”のポスター広告に、シュプリームのステッカーを貼ってまわったとか…
カルバンクラインに許可など得ているはずがなく、相当な物議を醸し出したのだが、そのお陰もあり知名度は一気に広がった。

ジョビアも相当な規格外なのだが、最終的にそれを許してコラボまで実現することになったカルバン・クラインもまた凄い。
ちなみにそのポスター広告は“モノクロ”でシュプリームのロゴのカラーは“赤”
そう、先ほど紹介したバーバラの表現だ。狙ったのかは定かではないが、ジョビアが稀代の戦略家であることは間違いない。

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