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【ロゴデザイン】ブルーボトルコーヒー、元音楽家が創業

2022.06.03

合同会社 HUB

2002年8月、サンフランシスコにある自宅ガレージで、元々クラリネット奏者だった“ジェームス・フリーマン”がコーヒーの販売を始める。
店名は“ブルーボトルコーヒー”
この店名の由来は“青い瓶”というカフェからきており、欧州でとても有名なウィーンの伝説的エピソードが元になっている。

1600年代後半、ウィーンは当時絶大な勢力を誇っていたトルコに包囲されていた。ウィーンの伝令係“コルシツキー”は隣国ポーランドへ援軍要請の使者として出向く。
ポーランドの助けで無事トルコの包囲から解放されたウィーン、戦利品であるトルコ軍の中にはコーヒー豆が。コルシツキーは戦利品としてそれを所望した。

当時のウィーンではコーヒー文化が無く、コーヒー豆をラクダの餌と勘違いした者もいたぐらいなんだとか。
コルシツキーはアラブ諸国在住の経験からコーヒー豆の存在を知っており、ウィーンで流行するに違いないと 「青い瓶」という、ウィーン初のカフェをオープンした。
コルシツキーは“ウィーンにカフェ文化”をもたらしとされ、伝説となった。

音楽の都・ウィーンの伝説は元音楽奏者のジェームスに響き良いものだったのだろう。
2022年現在、ブルーボトルコーヒーは日本国内で約25店舗展開し、サードウェーブコーヒーという新しい文化をもたらした。
コルシツキーのように新しいコーヒー文化を日本にもたらしたジェームスだが、飲食業が厳しいコロナ禍で、伝説的な一手を楽しみにするばかりだ。

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