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【ロゴデザイン】コ・シャネル、偶然から生まれた100年のロゴ

2022.06.02

合同会社 HUB

1919年、フランスのパリに1件の帽子屋がオープン、店名は「シャネル・モード」
女店主は“ガブリエル・シャネル”という名で”ココ”という愛称で呼ばれていた。
ガブリエルは1883年に誕生。12歳の時に母親が病死し、孤児院へ行く事になり6年の時をそこで暮らす事になる。
その後、仕立て屋の職につく。

副業ではキャバレーで歌を歌っていた。ポーズ嬢と呼ばれ、ショーとショーの間に何かをするいわば”つなぎ役”で、決まった給与は無く、ただただ歌いながら席を周りチップを集めるだけであった。
ココという愛称はキャバレーで歌っていたココリコ=フランス語で鶏の鳴き声の意からきており、また「ココット=フランス語で高級売春婦の意」という意味も暗喩されていたとか。

そんな彼女だったが帽子屋をオープンし、当時タブーであった黒色を使ったモード系でシンプルな商品が大当り、流行を生む。
有名なCマークのロゴは、彼女がCと書かれた紙を何気なく重ねた時にできたとか。
少し眉唾な話だが、有力な説は香水製造の視察に行った際、お城を使ったワイナリーの壁画に施されていたのが、あのCマークだったという方だ。

どちらが本当にせよ、Cマークは100年以上も様々な商品に使われてきた。もちろん彼女のブランド力があってこそだがやはり、シンプルロゴは長く愛されやすい。「ファッションの上級者ほど引き算。シンプルなものを着こなすのが本当の上品さである。」と彼女も言葉にしている。

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